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良薬くちにアメル

酸いより甘いより苦味が強い、日々の記録を残していきます

多様化しない街コンを愚痴る

私はマッチングアプリが苦手なので、今後婚活の手段は街コンなどのパーティーがメインになると思う。しかしいざ街コンを集めたサイトを見ていると、なんだかもやもやとした気分になることが多い。

 

家庭的な女性募集、年上の頼れる彼氏を作ろうなどなど。

 

私のニーズにマッチしたコピーライティングをあまり見たことがない。

 

30歳を超えてから、年上の恋人に対する憧れは日々薄れてきている。むしろ最近は年下の男性に興味があるくらいだ。なかにはそういう男性もいる、という話ではあるが、私より年上の(未婚の)男性は男尊女卑の傾向が強いように思う。こちらが「はじめまして」と言ったそばから見下している。目が合った瞬間から感じが悪い。

美人でないから見下すのか女であるから見下すのかは不明だが、その調子じゃあそりゃその年まで結婚できないでしょうね、と私もなんとなく上から目線になり、相手もそれを感じるのか無駄にピリピリした雰囲気になったりもした。

それと、私の場合は子供を育てることを考えるため「やっぱり父親になる人は若いほうがいいな」と思ってしまう。年上彼氏を謳うマッチングパーティーは数多あるが、私のニーズにはマッチしないのだ。

 

逆に、男性から見て「家庭的な彼女」のニーズはどうなのだろう。言葉の響きからは封建的なイメージが湧くが、女性がフルタイムで働くのが当たり前の時代において「家庭的な彼女」が具体的にどのような女性なのか、あまり想像がつかない。

料理が得意だとか、小さい子供と遊ぶのが好きだとか。家庭的という言葉がふさわしいのかはわからないが、男性はその言葉からそういう女性を想像するのだろうか。だとしたらずいぶんと幅が広い。見方を変えれば「どんな女性でも参加OKですよ」ということか。高い費用を払って参加する男性の気持ちを想像すると、それもどうかと思ってしまう。

 

◯◯な女性、◯◯カップルになろう、というコンセプトがあるパーティー自体は良いのだ。自分の求めるものを選択できる、あるいは自分が求められる可能性の高い場所を提供されるメリットは大きい。だが今の時点で私が選べるパーティーの中に「これは」と思うものはない。

「年上彼氏」のような、昔からもてはやされたものばかりに固執しなくてもいいのに、と思う。お酒が飲めない人が素面で楽しむ「下戸パーティー」とか、転勤で引っ越してきた人や遠方からの参加者が集まる「転勤族パーティー」とか、そんな個性的なパーティーだったらもっとワクワクするだろう。ニーズや意味は、あまりないかもしれないけれど。