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良薬くちにアメル

酸いより甘いより苦味が強い、日々の記録を残していきます

疫病神に愛された平成最後の冬

後厄の厄が強い。

1月半ばに東京へ行き、帰ってきてからなんとなくずっと具合が悪かったのだが、2月の上旬、たいして外出もしていないのにインフルエンザに罹った。40度を超える高熱が出たせいかどうかはわからないが、その日から自分の嗅覚と味覚に違和感を感じ、まったく食事が摂れなくなってしまった。母に「妊婦みたい」と言われながら1週間を過ごし、今度は激しい腹痛と下痢に見舞われた。これがまた、眠れないほどひどい。数日下痢に悩まされて、そろそろ痔になるんじゃないかと心配していた頃、ついに便に血が混じり始めた。

私の父は大腸ガンで他界しているので、母も私も血便には敏感だ。慌てて胃腸内科へ行くと、ここでも「お父さん大腸ガンだし!ね!」と、なんだか地味に不安を煽られながら内視鏡検査を提案された。年齢的に潰瘍性大腸炎かもしれない、とも言われた。

内視鏡検査の直後、先生は「ガンではないけど」と念を押しながら「大腸炎かな」と言って整腸剤を処方してくれた。潰瘍性大腸炎ではないみたいだ、と母や親戚に伝えたところ、随分安心していたようだった。相変わらず食欲はなかったが、このときは腹痛や下痢も落ち着いていたし。

その後組織検査の結果を聞きに行かなければいけなかったのだが「ガンじゃないんだし、組織検査で他に何がわかるんだろうなぁ。何でもないだろうに」と思えてしまい、かなり気楽な感じで病院へ行った。

 

「アメルさんね、やっぱり潰瘍性大腸炎みたいです!」

 

あ、あ、あ、あれ〜〜!?!?

そういうパターンもあるの!?!?!?

 

診察室では不意を突かれてちょっと笑ってしまったのだが、よく考えなくても全然笑い事ではないよね。

ちなみにこの一連のバタバタの最中、婚活アプリで知り合い唯一連絡を取っていたひとにはふられてしまった。さらに、貴重な合コンのお誘いもあったのに、2件もポシャった。

まぁね、正直婚活どころではないな、という感じではあるのだけど、なんだろう、縁のなさがすごい!

これ以上持病いらないんですけどね。

胃腸内科の先生に「潰瘍性大腸炎の薬は将来妊娠するのにも影響しませんから」とフォローされたものの、一生家庭を持たない可能性がまた一層高くなっちゃったぞ。